ユスティノスc. 100–c. 165

Patristica — 教父文献 日本語対訳 · Patres Graeci

Justin Martyr

Apologia Secunda pro Christianis

ユスティノス『第二弁明』

Collection
Patres Graeci
Locus
2 Apol. 1–15
Date
c. 155
Extent
15 capita · 102 sectiones

典拠

版
First1KGreek / Perseus, edition perseus-grc2 — printed source: G. Rauschen (ed.), S. Iustini Apologiae Duae (Florilegium Patristicum 2), Bonn 1911
引用形
2 Apol. 1–15
本文の由来
近代の校訂版による。ミーニュ『ギリシア教父全集』第6巻ではない。『第一弁明』と同じ Rauschen 版(Bonn 1911)を底本とする。ミーニュ版の欄番号(PG 6, 441–470)は作品全体の所在としてのみ記し、節ごとには付さない。★節は版のものである。全15章102節——ラウシェンが刷った節で、グッドスピード 1915 と一致する。境は section_boundaries に宣言し、取り込みがそれで切る。★それ以前の82節は誤っていた。隠さずに書く。上流の TEI(tlg0645.tlg002.perseus-grc2.xml)は節の <div subtype="section"> を一つも持たず、本サイトはそれを「版が節を振っていない」と取り違えて segment() に自前で割らせていた。旧82節のうち34節(41%)が版の節番号と食い違い、版の21節はどの番号でも引けなかった(いちばん大きいのは第2章で、版20節に対し旧14節。第2節から先が丸ごとずれていた。section-numbering-audit.md §3-3 の「20節」は全数照合で21節に改まった)。★章番号には二つの流儀があり、本サイトは版がしているとおり両方を刷る。動いているのは一章だけである——クレスケンスの章(Κἀγὼ οὖν προσδοκῶ…)が、本サイトでは第8章、もう一方の流儀では第3章にあたる。その一章が抜けた分だけ間の五章が繰り上がり、本サイトの第3・4・5・6・7・8章が、もう一方の第4・5・6・7・8・3章に当たる(第1・2章と第9–15章は両者で一致する)。本文は一字も違わない。並び順と番号だけの問題である。★なぜ本サイトが写本の並びを採るか。(一)写本は一本しかなく(Parisinus graecus 450=校訂記号 A、1364年)、そこではクレスケンスの章は本サイトと同じ第7章のうしろに立っている。(二)これを第2章のうしろへ動かしたのは Maran 1762 であり、その根拠はエウセビオス『教会史』4.17.13 の ἀκολούθως 一語を「すぐ次に」と読むことだけである。ラウシェンはこの読みを斥ける。(三)本サイトの印刷底本ラウシェン(Bonn 1911)は写本の並びに戻したうえで 3 (4) … 8 (3) と両方の番号を刷っており、本サイトはその括弧を落としていた。落としたものを戻すのであって、新しい流儀を立てるのではない。(四)近年の校訂二本——Munier, SC 507 (2006) と Minns & Parvis, OECT (2009)——も写本の並びである(Pfättisch 1910 も同じ)。★マランの並びを採る版も挙げておく——Maran 1742/62、Otto、Krüger、Goodspeed 1914/15(本サイトの節番号の出どころ)、ANF(Roberts–Donaldson)、Marcovich, PTS 38 (1994)。Thorsteinsson, HTR 105 (2011) はマランの並びを「最も通用している」と書き、同じ注で最新の校訂がそれに反対だと断っている。学界は割れており、どちらか一方が標準なのではない。★したがって番号は動かさず、両方を出す。章の見出し・目次・全文ページ・引用形に 第8章 (3)・2 Apol. 8 (3).2 の形で併記する(chapter_alt に宣言する)。URL は動かさない——章番号を付け替えると …/3/ が今日と明日とで別の本文を返すことになり、docs/url-policy.md §5 に正面から反する(リダイレクトでは救えない。旧 URL が生きたまま中身だけ入れ替わるからである)。★現物に当たれた版はラウシェン 1911 だけである。Marcovich・Munier・Minns & Parvis は開かれた電子版が無く、上の三行は二次文献(Thorsteinsson の注、および Munier を引く諸論文が用いる Apol. II 8 (3) の形)による。隠さずに書く。(section_boundaries の表は、版の章を本サイトの章へ読み替えたうえで節を割り当ててある。)章番号の全材料は review/iustinus-apologia-secunda/resection-map.md の「★章番号の二つの流儀」にある。根拠は docs/pg-sources/iustinus-section-numbers.md(570の境の全数表。§3-4 に章の対応)と docs/pg-sources/section-numbering-audit.md §3-3、docs/pg-sources/iustinus-witnesses.md。

目次

全文を1ページで表示