Epistola II 17.1
[0127] Queritur deinde (Dionysius), quod accusatores sententias suas non integras referant, sed truncatas, et quod non bona conscientia, sed mala pro libidine loquantur; quos similes ait beati apostoli epistolarum calumniatoribus.
PL 5, 128B続いて(ディオニュシオスは)、告発者たちが、自分の文言を完全な形でではなく、切り取って伝えていること、また、良き良心からではなく悪しき良心から、意のままに語っていることを難ずる。彼は、彼らを、幸いなる使徒の書簡を中傷する者たちに似た者だと言う。
Epistola II 17.2
Certe singulis accusatorum verbis occurrens, omnibus eorum argumentis solutionem adhibet; cumque Sabellium prioribus illis scriptis planissime confutarit, his posterioribus fidem suam omnino piam declarat. 17.
PL 5, 128B実に、告発者たちの一つひとつの言葉に対応しつつ、彼らのすべての論拠に解決を与える。そして、先の著作においてサベリウスをこの上なく明白に論駁した上で、この後の著作において、自らの信仰がまったく敬虔なものであることを明らかにするのである。
Epistola II 17.3
Αἰτιᾶται (Dionysius) τοὺς κατειπόντας αὐτοῦ, ὡς μὴ ὁλοκλήρους λέγοντας, ἀλλὰ περικόπτοντας αὐτοῦ τὰς λέξεις, καὶ ὡς μὴ καλῇ συνειδήσει, ἀλλὰ πονηρᾷ, λαλοῦντας ὡς θέλουσι. τούτους τε τούτοις ἀπεικάζει τοῖς τὰς τοῦ μακαρίου Ἀποστόλου διαβάλλουσιν Ἐπιστολάς . . . . . . ἀμέλει καὶ πρὸς ἕκαστον τῶν ὑπὸ τῶν κατηγόρων εἰρημένων ἁπαντῶν, πάντα τὰ παρ' αὐτῶν προφερόμενα θεραπεύει· καὶ Σαβέλλιον μὲν ἐν ἐκείνοις (scil. in prius scriptis) ἀνατρέπει, ἐν τούτοις δὲ δείκνυσιν ὁλόκληρον ἑαυτοῦ τὴν εὐσεβῆ πίστιν. (De Sententia Dionysii; num. XIV, p. 253.)
PL 5, 128B(ディオニュシオスは)自分を告発した者たちを咎める。彼らが〔自分の〕言葉を完全な形で語らず切り取っていること、また、良き良心からではなく悪しき良心から、望むままに語っていることのゆえにである。そして彼は、これらの者たちを、幸いなる使徒の書簡を中傷する者たちになぞらえる。……実に、告発者たちによって語られたことの一つひとつに対応しつつ、彼らが差し出したすべての事柄に解決を与える。そして、それらの中で(すなわち先の著作の中で)サベリウスを覆し、これらの中では、自らの敬虔な信仰を余すところなく示すのである。(『ディオニュシオスの見解について』14節、253頁。)