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アクィタニアのプロスペル Prosper Aquitanus

Prosper of Aquitaine · アウグスティヌスの恩寵論を擁護した、5世紀のガリアの信徒の神学者。のちにローマで教皇レオ1世のもとで働き、年代記を書いた。

ラテン教父神学者年代記作者
生没
c. 390年(アクィタニア) – 455年以後
地
アクィタニア/マッシリア(マルセイユ)/ローマ
公開
1 作品 · 607 節

経歴

アクィタニアに生まれた信徒で、聖職者ではなかったとされる。420年代にはマッシリア(マルセイユ)にいて、アウグスティヌスの恩寵と予定の教えに対して、ヨハネス・カッシアヌスらこの地の修道士たちが抱いた異論を、アウグスティヌスに書き送った。アウグスティヌスはこれに『聖徒の予定について』『堅忍の賜物について』で答えている。

アウグスティヌスの死(430年)ののちも、その教えを擁護した。カッシアヌスの『霊的談話集』第13講話に反論した『講話者駁論』、アウグスティヌスの著作から取った『命題集』や『警句集』などがある。440年ごろからはローマにいて、教皇レオ1世のもとで働いたとされる。世界の始まりから455年に至る『年代記』を書き、その後まもなく没した。

『諸国民の召命について』は今日、プロスペルの作と広く認められている。この書はアウグスティヌスの恩寵論を保ちながら、「神はすべての人が救われることを望む」という言葉に重きを置き、神の普遍の救いの意志と恩寵の選びとを両立させようとする。中世にはミラノのアンブロシウスの名でも伝わり、ベネディクト会版はアンブロシウスの著作集の付録に刷った(ミーニュの PL 17 はその再刷)。

PL 17 の1073–1132欄に『諸国民の召命について』が収められている。

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